初めて色になる

音楽、特撮、雑記

24年間の音楽遍歴

暇だったので私の音楽遍歴をまとめてみた。

小学生

・ポルノグラフィティ(小4)

アゲハ蝶の頃からポルノのことを気になっていた母親が、2004年に発売された「BEST RED'S」「BEST BLUE'S」を購入した。
当時小学4年生だった私は、最初は無関心だったが、四六時中カーステレオで流されていたため、気付けば口ずさむようになった。人生で初めて音楽にハマった瞬間だった。
最初に好きになった曲は「オレ、天使」「幸せについて本気出して考えてみた」だった。「オレ、天使」は序盤・終盤のアキヒトの語りと、サビがとにかくカッコよかった。「幸せについて~」は明るい曲調が好きだった。
過去のアルバムやシングルを全てレンタルして、ポータブルCDプレイヤーで聴きまくった。そのうち親にねだってmp3プレイヤーを買ってもらって、寝る前はひたすら聴いていた。
当時は歌詞の意味は理解しようとしないで、メロディだけで聴いているようなものだった。特にお気に入りのアルバムは「WORLDILLIA」と「雲をも掴む民」で、好きな曲は「n.t.」と「ビタースイート」と「蝙蝠」という、なぜ酸いも甘いも知らないような小学生でハマったのか自分でも謎の選曲だけれど、この3曲は今でも好きなポルノの曲TOP3だ。
「THUMP χ」の発売当初は、それまで聴いていた3人体制の曲と雰囲気が違っていたので少し戸惑いもあったけれど、変わらず繰り返し聴いた。2005年にはlove up!に加入した。

人生初のライブ参戦は、忘れもしない2005年10月11日のSWITCHツアー仙台公演だった。2006年の横浜ロマポルにも仙台から駆けつけ、ポカリのキャンペンツアーにも参戦した。
全国ツアーとハマスタでのライブには今でも欠かさず参戦しているが、2006年の横浜ロマポルは特に楽しかった。初めての野外ライブだし、セトリも神だったなあ。今でもあの時の空間に戻りたくなる。
小学生で一人でライブに行くのはなかなか難しいけれど、母親もポルノファンだったおかげでライブに行くことができた。同年代はいわゆるライブキッズみたいな人以外は、雰囲気とか分からないしなかなかライブに行く気になれないという人が多くて、私がスーパー行ってくるみたいな感覚でライブのチケットを取れるのは、ポルノライブに行きまくっていたおかげだと思う。

PORNO GRAFFITTI BEST RED’S

PORNO GRAFFITTI BEST RED’S

PORNO GRAFFITTI BEST BLUE’S

PORNO GRAFFITTI BEST BLUE’S


中学生

・アニソン(中1)

中1で当時流行っていたハルヒにハマり、オタクデビューを果たした。
教室でハルヒやぼくらの等のラノベを、カバーもつけずに堂々と読むという典型的オタクだった。ニコニコ動画(RC)でアカウントを作成したことで色々なアニソンを聞けるようになり、私の相棒はポルノしか入っていないmp3プレイヤーから当時最新だったiPod nanoに変わった。
反抗期というほどでもないが、家族の声をあまり聞き入れたくない時期でもあったので、ひたすらiPodでアニソンを聴いていた。ハルヒの主題歌やキャラソンは全て入っていて、あとは絶望先生とかひぐらしとか、浅く広くといった感じだった。

・アリプロ&サンホラ(中1~中2)

中1の頃、確かまだTwitterは英語版しか無かったような気がする。そのため、オタク文化を語り合う場として「Timelog」というSNSを利用していた。
当時は今ほどネットが普及していなかったので同年代はあまりいなくて、高校生~社会人のお姉さん方が優しくしてくれた。そのお姉さん方から影響を受けて、アリプロやサンホラにハマった。ニコ動にもそれらの楽曲を使用したMADが溢れ返っていた。負けじと楽曲イメージした漫画みたいなのを、表紙にコピックの赤で血が描かれたキャンパスノートに描いていた。典型的な厨二病で清清しい。

Elysion~楽園幻想物語組曲~

Elysion~楽園幻想物語組曲~


・V系(中2~中3)

シドとかアンティックとか色々聴いた中で、特にハマったのはJannne Da Arcと黒夢だった。微妙に年代がずれている。この二つは今でもカラオケで歌うけれど、同年代は黒夢は知らないし、JanneよりもABC派ばかりなので肩身が狭い。
Janneは「Hysteric Moon」「sister」、黒夢は「少年」「Like @ Angel」が好き。

SINGLES

SINGLES


・嵐(中3)

「truth」がカッコよすぎて、突然嵐ファンとなった。
出演番組は全て録画して、宿題くんもリアルタイムで見て、VS嵐が映らない当時の仙台のTV局を恨んだ。ポポロは毎月買ったし、TVジョン系の雑誌も出来るだけ買った。その上CDはリリースされるし、過去のDVDも欲しいし、写真集は3000円ぐらいするわで、中学生のお小遣いでは賄いきれなかった。
特定のコンテンツにハマると全てを知りたくなる傾向があるので、どうしても追い切れなくなることがイヤになったし追うことに疲れてしまって、1年くらいで熱は冷めた。金に糸目がつかなくなる社会人時代にハマらなくて良かったと心から思う。一番好きなアルバムは「Time」。

Time

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以降は色々なアーティストを聴いていたので、特にハマったものだけ書いていく。

高校生:邦ロック

・UVERworld(高1)

当時付き合っていた彼氏と、よく遊んでいたクラスメイト達の影響を受けた。周りの男子だいたいみんなUVER聴いてたし、カラオケ行くとUVERばっか歌ってた。過去のアルバムは全て借りて、LIFE 6 SENSEも発売日に購入したけれど、CORE PRIDEやNo.1があまりピンとこなかったのと、彼氏と別れたことで熱が冷めた。
今でもたまに聴くことはある。アルバムは「LAST」が、曲は「スパルタ」と「激動」が好き。

LAST

LAST


・ELLEGARDEN(高2)

エルレについては以下の記事で熱く語っている。
mo014111.hatenablog.com

何度も言うが、たまたま見つけた2chのおすすめ邦楽ロックスレに、エルレのRed Hotを書き込んでくれた人には感謝してもしきれない。
ジターバグやロストワールドが無かったら、小さなことですぐに挫けていた高校生時代、何を聴いていたのだろうか。
人生で1番目か2番目の感動を覚えた2018年8月15日も私の中に存在していなかった。私にとってのStereomanはエルレガーデンだ。

BRING YOUR BOARD!!

BRING YOUR BOARD!!


・thee michelle gun elephant(高3)

今でも付き合いのある高1からの友人からミッシェルをすすめられて、Youtubeで「世界の終わり」と「キャンディ・ハウス」を見て衝撃を受けた。
正直最初はチバの顔ファンだったけれど、過去のアルバムを借りて聴きまくって、DVDも中古で購入して、無事にアベの熱狂的信者となる。「あと10年くらい早く生まれていたら」と毎日考えたし、アベのことを考えて1週間に1度は一人で号泣していた。今でも酔った状態でミッシェルのDVDを見ると泣くし、ラストライブの「世界の終わり」を見ると気が狂いそうになるから出来るだけ見ないようにしてる。
初期ミッシェルが特に好きで、「サニー・サイド・リバー」は高3の通学中に毎日聴いてた。

chicken zombies

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専門学生

・ももいろクローバー

ももクロが流行りだしたのもこの頃だったと思う。嵐の頃と違って出演番組を追ったり雑誌を買ったりはしなかったが、曲はずっと聴いていた。ちなみにあーりん推し。
一番好きな曲は「キミとセカイ」。辛いときには「DNA狂詩曲」と「ピンキージョーンズ」をよく聴いていた。

ピンキージョーンズ<初回限定盤B>

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・椿屋四重奏

元々名前は知っていたけれど、聴き始めたのはこの頃だった。結成地が仙台だったためか、TV放送終了後の天気予報のBGMで流れていたのを聴いて好きになった。「恋わずらい」MVの中田さんの色気を上回る男はいないと思う。
学校のPCで椿屋の動画を見ていたら、当時カッコいいと思っていたクラスの男子に「○○ちゃん、椿屋好きなの!?」と話しかけられてキョドった思い出。好きな曲は「いばらのみち」「思惑と罠」など。

CARNIVAL

CARNIVAL


・スピッツ

当時よく読んでいた音楽ブログの管理人がミッシェル、椿屋、スピッツのファンで、ミッシェルと椿屋が好きな私もスピッツにハマれるのでは、と思い聴き始めた。
ちゃんと聴き始める前は、どうしてもチェリーとか空を飛べるはずしか知らなかったから、爽やかロックバンドみたいなイメージがあった私を良い意味で裏切ってくれた。
もちろん「運命の人」「さわって・変わって」などの爽やかスピッツも好きだけど、「点と点」「いろは」などのロックスピッツも好きだし、「ローテク・ロマンティカ」「甘ったれクリーチャー」「惑星のかけら」などの気持ち悪いスピッツも大好き。スピッツに対する「気持ち悪い」はめちゃくちゃ褒め言葉なので。。
こんなにいろんな面を持ったバンド、スピッツぐらいしかいないと思うし、好きになる前の私みたいに「爽やか系でしょ?」って決め付けるのは本当に勿体無いと思った。
いろんな面があるせいで好きな曲もいくつもあるんだけれど、一曲に絞れって言われたら、毎日バイト帰りに放心状態で聴いてた「スピカ」を選ぶ。娘が生まれたら「つぐみ」という名前をつけたいと、今でも密かに思っている。

花鳥風月

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  • アーティスト: スピッツ,草野正宗,白井良明,笹路正徳,棚谷祐一,土方隆行,クジヒロコ
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社会人

・TaNaBaTa(社会人1年目)

TaNaBaTaとの出会いは下記の記事にて。
mo014111.hatenablog.com
本当に、出会うべくして出会ったとしか思えないんだよなぁ。人との縁を大切にしたいと思わせてくれた。

セツナライト【同人CD】

セツナライト【同人CD】


以上、音楽の遍歴でした。ここには書いてないだけで好きなアーティストもまだまだいるけれど。
社会人になってからは新しいアーティストにハマることもなかなか無く、ここに書いてある人たちばっか聴いてるなぁ。10代のときにハマった曲はずっと聴くことになるって昔ツイートかなんかで見たけど、本当にその通りだなと思った。