初めて色になる

音楽、特撮、雑記

古き良きネット文化(1)

以前のメルマガ記事に引き続き、ネット文化懐古シリーズ。私が人生でPCを触りだしてから辺りのことを記述します。

サンリオタイニパーク、ももんがクラブ

親がIT企業に勤めていたこともあり、2歳ぐらいからPCに触らせてもらっていた。
最初はポンキッキーズのソフトみたいなやつで動画を見たり、サンリオのタイニパークをプレイしたり、ももんがクラブをプレイしたり。

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(画像引用:サンリオタイニーパークで遊んでみた。
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(画像引用:ポムポムプリンのチャレンジコロリン

タイニーパークは、ポムポムプリンとけろっぴのゲームが好きだった。あとフルーツを取るゲーム?みたいなのがあった気がしたんだけど、詳細不明……。


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(画像引用:【実況】ももんがクラブ3・4・5歳コース1月号

ももんがクラブは、自分で描いた絵が美術館に飾られるやつみたいなのが好きだった。「ももんがクラブ!」の音声はまだ鮮明に覚えている。


りぼんわくわくステーション、オフィス蒼

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(画像引用:いくつ知ってる? #インターネット老人会

小学2年生の頃にマイPCを買ってもらい、りぼんわくわくステーションでゲームをしていた。「満月をさがして」の音ゲーは小2には難しく、MAXラブリー!の、クッキーやケーキを焼くゲームをひたすらやってた。必ず焦がしてたな~。

調べても画像とか出てこなかったから、これは相当マイナーだと思う「オフィス蒼」について。
りぼんで連載されていた(今も復活した?)4コマギャグ漫画「めだかの学校」のビデオを発売していた「オフィス蒼」の公式サイトで、めだ学の4コマ漫画を作れるみたいなページがあった。色んな場面が用意されていて、文字をふき出しに打ち込めるっていうやつ。
作ってる人もいっぱいいて、これにドハマりして一日5つぐらい量産してたら、ちょっと作りすぎじゃないですか?あなたのつまらないですよ!って批判されてしまった苦い思い出。。
私は面白いと思いますよ!って庇ってくれた子もいたけど。確かに量産して他の作品を流すのは良くなかった。


サイバーキッズ共和国

そのうち漫画のファンサイトにも足を運ぶようになって、自分のホームページを作ってみたくなった。
そして2003年くらいに初めてホームページを作ったのが「サイバーキッズ共和国」。

トップページや置きたいコンテンツを決めるだけで、自分のホームページを持つことができた。IDの意味がわからなくて、自分の本名そのままIDにしてた。
「ホームページできたよ!」と勤務中の父にメールを送ったら、すぐ掲示板に書き込みしてくれてた。でも父が見ているページで色々作るのも恥ずかしいな……と思って、またすぐに違うホームページを作った。
どこかのお絵かき掲示板で描いたイラストとか、謎のポエムとか載せてた。そのときのページのIDは「kana2004vv」。kanaって誰。
完全に子ども向けのページだったので、夜0時を過ぎると全てのサービスが停止する仕様だった。当時から夜更かしをしまくっていた私にとって少し不満だった。

サイバーキッズ共和国にはユーザーが交流できる掲示板やお絵かき掲示板も備わっていて、色々な人のホームページに足を運んで、相互リンクお願いしたりしてた。
当時は女の子が運営しているホームページなら1/2くらいの確率でイラストコンテスト(通称イラコン)を開催していた。それに憧れて私も開催しようとしたら、当時よく通っていたサイトの管理人から「私のパクったでしょ!?」っていちゃもんつけられた思い出。当時は謝罪して開催取り止めたけど、流行ってたんだからその人のパクりでもなかったよな。

サイバーキッズ共和国ではいくつもホームページを量産していたんだけど、何故か全部のホームページの名前を覚えている。
一番最初のが「カフェ☆カフェ」で、IDが「kana2004vv」だったのが「蓮華草。」で、イラコンで叩かれたのが「キラ☆キラ☆キラ」だった。謎のネーミングセンス……。

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こういうゼリーみたいな加工をしたロゴを使用するのが流行っていた。懐かしすぎる。


そんなサイバーキッズ共和国が、2018年いっぱいでサービスを終了するらしい。
何度か存在を思い出しては訪れ、「まだ存在していたのか……。」と安堵していたので、遂にこの時が来てしまったという思い。ホームページを作る工程がどんな感じだったのか見てみたくなって登録しようとしたけれど、既に新規登録は終了してしまったらしい。
ホームページ制作はわりとすぐに「AMIGO CHAT」へ浮気してしまったけれど、間違いなく私がホームページを作るキッカケとなったサービスだった。ありがとうございました。