初めて色になる

音楽、特撮、雑記

特撮にはまった話

私が特撮にハマったのは、映画の記事でも記述した菅田将暉が出演していた「世にも奇妙な物語」と「帝一の國」がきっかけだった。


菅田将暉演じる若手俳優が薬の力を使ってカメレオン俳優になる……という話で、彼の演技力がこれ以上無いくらい生かされている話だった。感想を読んでいると、「菅田将暉が一人で変身してる!しかも緑色!」ってのがあって、どういうこっちゃ、と思った。調べてみると、菅田将暉のデビュー作である「仮面ライダーW」が関わっているらしい。
2015年から一緒に住んでいる同居人がいわゆる特撮オタクで、よく私に仮面ライダーの動画を見せてきていた。その時は全然興味が無くて、フォーゼの動画を観ては「なんで福士蒼汰リーゼントなの」鎧武の動画を観ては「果物で変身ってカッコいいの?」Wの動画を観ては「二人で変身って邪道じゃないの?」と、口には出さないが脳内でいちいちケチをつけていた。
昔からよく知らないものには何故か否定的になってしまう嫌な性格なのだけれど、そのうちそれに自分からハマるという謎の傾向がある。「二人で変身する邪道な仮面ライダー」であるWも例外では無かった。
以前からAmazonプライムに入会していたこともあり、早速仮面ライダーWを観てみた。やはりどこかで「男の子向け」というイメージがあったので最初は少し観るのが辛かったけれど、そのうちpixivで二次創作を検索したりしながら、だんだんハマっていった(何かのコンテンツにハマりだすと、必ずpixivで二次創作を見る癖がある)。
気付けば夢中で見ていた。最初はフィリップ目当てで観ていたが、途中で照井竜にハマり、最終的には左翔太郎のことが大好きになった。32話で泣いたし、48話で号泣して、49話では心が温かくなった。

私的に仮面ライダーは二次元でも三次元でもない、2.5次元みたいなイメージがあるんだけれど、そういうところが「帝一の國」に似ているような気がする。どちらもあんまりリアリティが無いというか……(上手く表現ができない)。だからこそ、帝一の國の特撮出身多めのキャスト陣にぴったりだったんじゃないかと思う。

pixivの二次創作では他のライダー作品のイラストを見る機会もあったので、色々な作品のことが気になった。Wの次の作品でもあり、同居人の2番目に好きな作品でもあるオーズの視聴を始めた。Wよりも話が重くて視聴に時間がかかったし、アンクのことも結構終盤まで憎たらしかったけれど、最終回ではW以上に号泣した。いつかの明日が早く来てほしい……。

オーズの視聴を終えるか終えないかくらいの頃に、平成ジェネレーションズFINALが公開された(本映画にオーズの二人が出るということで焦ってオーズを完走させた)。
ビルドはリアルタイムで観ていたものの、レジェンドライダーの中ではオーズしかちゃんと見ていなかった私でもめちゃくちゃ楽しめた。オーズのパートでは号泣した。
本映画はとにかくエグゼイド陣の同時変身がカッコよくて、平ジェネ2周目を見終えて帰宅後すぐにTTFCに加入してエグゼイドの視聴を始めた。同居人はエグゼイド未視聴だったので、初めて自ら「見たい!」となったシリーズとなった。
エグゼイドは本当にワクワクする展開だった。話の魅せ方が上手くて、そろそろ寝ようかなと思ってても次回予告を見たら気になって視聴を続けてしまうことが何度もあった。ちなみに一番好きな話は41話。
少し前にTwitterで「特撮沼に沈めるには最初全50話を見切らなければいけないのが辛いけれど、それさえ乗り越えれば勝手に他のシリーズに手を出してどんどん沈んでいく」というツイートがあったが、まさにその通りになった。

その後も鎧武、フォーゼを完走し、「夏映画のために観ておこう」とビルドのついでみたいな感じで見ていたルパパトにまんまとドハマりし、今に至る。毎週日曜の楽しみができて本当に良かった。
今一番観たいシリーズは、キバと龍騎シンケンジャー。通勤に片道40分くらいかかるため通勤しながらフォーゼを完走したのだけれど、キバはプライムから外れてしまったため、ダウンロード視聴ができなくなってしまった……TTFCはWiFi環境が無いところで使用すると、すぐ通信制限かかりそうなのが難点。龍騎は噂のガードベント回まで観たのだけれど、朝の通勤時間に観ると気分が暗くなってしまいそう……。ドライブも第6話くらいで足踏み状態。時間が足りない。